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2015年10月01日

佐藤社長ブログ

ヘッドライト すれ違い用前照灯(ロービーム)検査基準

以前、平成27年9月1日からヘッドライト検査が変わります!という記事を書きました。今回はそのすれ違い用前照灯(ロービーム)の検査基準がどうなっているのかを見てみたいと思います。


私たちは普段、道路運送車両の保安基準に適合するかどうか自動車検査法人の審査事務規定に則り検査を行っています。車検時のすれ違い前照灯(ロービーム)検査は第5章継続検査及び構造等変更検査等の中の5-58に記されています。

前照灯試験器(すれ違い用)による計測を行うことができる場合

すれ違い前照灯検査基準1m以下.jpg
すれ違い前照灯検査基準1m超.jpg
カットオフを有する場合
すれ違い用前照灯(ロービーム)の中心の高さが1m以下のもの
エルボー点は、前方10mの位置で、すれ違い用前照灯(ロービーム)の照明部中心を含む水平面より下方20㎜の直線及び下方150㎜の直線と、照明部中心を含んだ車両中心線と平行な鉛直面より左右にそれぞれ270㎜の直線に囲まれた範囲内にあること




すれ違い用前照灯(ロービーム)の中心の高さが1mを超えるもの
エルボー点は、前方10mの位置で、すれ違い用前照灯(ロービーム)の照明部中心を含む水平面より下方70㎜の直線及び下方200㎜の直線と、照明部中心を含んだ車両中心線と平行な鉛直面より左右にそれぞれ270㎜の直線に囲まれた範囲内にあること




光度
前方10mの位置で、すれ違い用前照灯(ロービーム)の照明部中心を含む水平面より下方110㎜の直線及び照明部中心を含んだ車両中心線と平行な鉛直面より左方に230㎜の直線の交わる位置における光度が、1灯につき6,400cd以上であること。


ライト検査_社長.jpg
う~ん。なんだか難しい言葉だらけなんです。

光軸は、エルボー点が上記図の赤枠内にあればOKとなります。

光度の測定も位置が決まっていて、測定点における光度が6,400cd以上でOKです。

もともとハロゲン球がついているものを、HIDに換えている場合は注意が必要です。リフレクターは、ハロゲン球に適した仕様になっているため、HIDでは配光が適切に得られないことがあります。

カットオフが無い場合は以下の通りになります。

カットオフを有しない場合
光軸
最高光度点が、照明部中心を含む水平面より下方にあり、照明部中心を含んだ車両中心線と平行な鉛直面よりも左方にあること

光度
最高光度点における光度は、1灯につき、6,400cd以上であること。

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対応することも可能です。

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