171219_e-HOTEKI_自賠エラー.png弊社では、おなじみのディーアイシージャパン株式会社の自動車整備業システム「新一等書記官」。オプションで継続検査OSSに完全対応できるクラウド型ソフト「e-HOTEKI」で、自賠責にからんでよくあるのが、エラー127・自賠責保険証明書情報該当なしエラーです。

↓過去記事はコチラ↓
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お客様より承諾をいただき、e-JIBAIより自賠責保険の発行を行うと、登録情報処理機関のシステム(ワンストップサービスインターフェースシステム)へ自賠責データが伝送されます。

この自賠責データが送信されてから、登録情報処理機関のシステムである「保適証サービス」で確認が出来るようになるまで(e-JIBAIから加入情報を受信するまで)、最長で1時間程度かかります。※e-JIBAIの会社によって異なります。詳しくはコチラ→自動車情報管理センター自賠責サービス
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上記より、自賠責を発行してすぐの検査時では、適合標章はソフトより発行することができますが、その後適合証データをソフトより保適証サービスへ伝送した場合、自賠責情報がまだ確認されておらず、該当なしエラーが表示されます。

保適証サービスの自賠責共同システム(e-JIBAI)から自賠責加入情報を受信する時間は、保険会社によってことなりますが、弊社が使用している保険会社の場合は、8:30/9:30/10:30/11:30/12:30/13:30/14:30/15:30/16:30/17:30/18:30となっていました。
※平成29年2月16日現在自動車情報管理センター自賠責サービスより

よって、自賠責を発行後上記時間以降に、e-HOTEKIステータス画面矢印より、データ再送信を行うことで、再突合が行われ、登録を完了させることができます。

継続検査OSSに関して、少し複雑にしているe-JIBAIの動きですがポイントは2つだと感じています。
・自賠責加入情報は、概ね1時間に1回受信されている。
・OSS申請は、新旧自賠責ともe-JIBAIであること。
171218_年賀状.jpg年賀はがきを元日にとどけるための投函目安は、12月15日(金)から12月25日(月)となっています。

また通常はがきの料金が62円になりましたが、2017年12月15日(金)から2018年1月7日(日)までの期間に限り、これまでと同様に52円で差し出すことができます。

早くても、遅くても料金が変わりますので、注意が必要ですね。
171216_レスポンシブ_ipad.png閲覧するデバイスの画面サイズに応じて、ページのレイアウト・デザインを最適化して表示することができるようになりました。スマートフォンやタブレットなどで、見やすくなります。

←iPadで見たとき

Googleが、ウェブサイトがモバイルフレンドリー(Googleが実装したアルゴリズム)かどうかを、モバイル検索でのランキングに使用するといった発表もあり、レスポンシブウェブデザインへ変更を行いました。

Googleウェブマスター向け公式ブログ

ご使用のデバイスによっては、少し見づらい部分もあるかもしれませんが、少しずつ修正してまいります。

これからも様々な情報を発信してまいりますので、是非、スマートフォンでもご覧下さい<(_ _)>

↓iPhoneで見たとき

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先日、重要なお知らせとして記事にしましたが、エアバッグのリコールが未改修の一部車両で来年5月より車検が通らないこととなりました。そこで、自動車整備業ソフト(弊社ではお馴染みのディーアイシージャパン株式会社「新一等書記官」を使用しています)より蓄積されているお客様の車両情報を、国土交通省のリコール情報とリンクして、検索出来る機能をフル活用して、可能な限りリコールの促進をおこなってまいります。

リコールの内容に該当する車両を※一括表示出来るほか、通知機能をオンに設定すると、すべての基本画面となる車検証表示画面でポップアップでリコール対象車であることを知らせてくれます。早速、今回の車検が通らない措置の対象となっているリコール届出番号にチェックをいれて、通知出来るように設定しました。※基本的に国産車のみ
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上記の一括検索機能に加えて、車両ごと個別に自動車メーカーのホームページへリンクして、該当の可否を調べることができるクイックリコール機能もあります。
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日整連の車両リコール状況確認と同様な機能で、整備業ソフトからだと車両情報を反映させてワンクリックで、ホームページをブラウザで表示することができるので重宝しています。

171212_LTN第3回地区会.jpg先日、ロータストラックネット今年度第3回目の甲信越地区会が、北陸地区会のメンバーと合同で新潟県で開催され、メンバーである株式会社上越自工さんで工場見学をしたあと、ホテルセンチュリーイカヤへ移動して会議を行いました。 

幹事会報告の後、自己紹介をおこない、トラックネットへの入会動機と、ネガティブ情報交換が活発に行われました。

各社のこだわりの取り組みが披露され、私も継続検査OSSの活用と、先日告示されたエアバッグのリコール改修促進対応について、お話しをさせていただきました。

大型車を取扱うと言う意味では、同じ同業者の皆様ですが、仕事内容は様々で、各社独自の取り組みが数多く披露されとても参考になりました。
171211_お会計.jpg業界の情報入手に必須な日刊自動車新聞
先日もまた、継続OSSに関する記事で、登録車(排気量660cc超)の国の検査手数料が見直しされることが掲載されていました。

この検査手数料は、車検時必要な諸費用または公的費用と言われる自動車重量税、自賠責保険料、印紙代のうち、印紙代のこと言い、正式には自動車検査登録印紙代として、現在1,100円をお客様に負担して頂いております。

具体的には、指定工場で継続検査を受けて、運輸支局に対する継続申請方法に応じて、手数料を変える事が検討されています。

インターネット上で手続きをすべて完了させることができるOSS申請では1,000円

保適証だけ電子、その他は紙で窓口申請を行ういわゆるハイブリッド申請は、2018年度に限り、1,100円で翌年から1,200円

従来の紙による申請は1,200円

来月中旬に閣議決定予定となり、公布されると平成30年4月1日より施行となるスケジュールのようです。

指定工場のOSS対応状況に応じて、お客様の車検に係る費用が100円安くなるか、高くなるかと言った差が出てきます。OSS申請と従来通りでは、200円の差となります。年間約1600万件と言われる車検手続きで、本格的にワンストップサービス活用促進を図るため、いろいろな方策がとられはじめています。

弊社では、継続検査ワンストップサービスへ完全対応しており、基本的にOSS申請を行っております。

171212_パソコン.jpg国土交通省の方針に応じて、対応を始めた継続検査ワンストップサービス(継続OSS)。なにぶん初めてのことだらけで、苦労もしましたが沢山のご縁に恵まれ、現在では順調に活用を行っております。

基本は、OSS申請。自賠責が電子化されていない登録車と軽自動車、二輪車はハイブリッド申請。保適証サービス対象外車両は、従来通り窓口申請を行ってまいりました。

そんなことをいろいろ記事にしてまいりましたが、ついに100記事となりましたので、少し振り返ってみました。


4月1日 保適証サービス開始
ブラウザ型で活用開始。約1ヶ月半ブラウザ型を使用して動きを把握しました。

5月上旬 ディーアイシージャパン製クラウド型導入
ディーアイシージャパン株式会社開発のクラウド型「e-HOTEKI」国内第1号として導入しました。

国土交通省を始め、OSS関係者の皆様に弊社へお集まりいただき、現場をご確認頂く機会を頂戴しました。

8月1日 OSS申請共同利用システム限定運用参加
日整連を申請代理人とするOSS申請共同利用システム限定運用に参加させていただき、OSS申請を開始しました。

ディーアイシージャパン株式会社より依頼を頂き、現場の実務事例紹介をお話しさせていただく機会を頂戴しました。

長野運輸支局長より、継続OSSに対する感謝状をいただきました。

今後、電子保適活用が基本となり、検査手数料も申請方法に応じて変わるかもしれないなど、指定工場を取り巻く環境の変化が、急に加速している気がします。指定工場の対応が迫られる継続検査OSS。一指定工場として活用を始めたその取り組みが、沢山のご縁で反響があり、今日を迎えております。この継続OSS記事が、皆様との情報共有に繋がるよう、これからも適に更新してまいります。

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タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため、異常破裂する危険性が高い未改修車両(自動車メーカー9社、97車種、約130万台(10月末))時点については、平成30年5月より、車検で通さない処置を講じることとします。本措置の対象車両のユーザーの皆様は、車検の有効期間を待つことなく、一刻も早く改修を行って頂くようお願いします。 出典:国土交通省ホームページ


本年8月30日から9月29日まで国土交通省自動車局審査・リコール課よりパブリックコメントがあり、話題になっていたエアバッグリコール未改修問題。先月には長野県でも説明会(エアバッグリコール改修促進説明会)があり、参加させていただきました。

この件で12月8日、告示が出され平成30年5月より、未改修車両は車検が通らないこととなりました。

お客様の車両が措置の対象となるか車両リコール状況確認システムにてご確認頂けるほか、自動車メーカーホームページ(一部、対応準備中)でもご確認頂けます。

日頃ご愛顧頂いているお客様、また新規で車検のご用命を頂戴するお客様の車両について、弊社で事前にリコール状況を確認させていただき、各自動車ディーラーと連携を取りながら、対応してまいります。

弊社では各リコール検索システムを自動車整備業システムへリンクさせて、素早く状況確認できるよう体制を整えております。
171208_ガジェット.jpgホームページ製作を依頼している、株式会社プラルトのWEBディレクターと更新について打ち合わせをおこなっています。

より見やすく、様々な情報をお伝えできるように進化していく予定です。

今後とも、是非、当ホームページへお越し下さいませ。
171208_OSSセミナーin東京.jpg昨日、東京都千代田区にある東京国際フォーラムにて、ディーアイシージャパン株式会社主催の継続検査OSSセミナーが開催されました。

場所も変わり、設営メンバーも変われば、セミナーの雰囲気も変わります。

ディーアイシージャパン東京営業所所長の司会と挨拶で、緊張感を持ってセミナがー始まりました。

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始めに継続OSSの現状、2つのシステム、接続方法は3種類、e-JIBAIの保適証サービス加入情報受信時間、承諾書の必要性などがディーアイシージャパン担当者より説明されました。

休憩をはさみ、私の実務事例紹介では、始めに保適証サービスへ申込を行って新規登録結果通知書が届いたら、日整連自動車情報サイトアクセスし、マニュアルをダウンロードして、実務担当者の権限登録をすることを、ブラウザで接続しながらご確認いただきました。

クラウド型を使用する場合でも、このブラウザで登録された情報を元に、ソフトの設定を行います。

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また保適証1件登録の画面、引戻や削除の動き、照会画面、登録後の標章交付、自動生成される発行帳票で管理簿画面などをご覧頂きました。

限定運用中のOSS申請共同利用システムへもブラウザでアクセスし、手入力の画面、登録後のステータス遷移、最終的な申請データ照会で検査手数料や重量税のダイレクト納付金額が確認できることを、お話しさせていただきました。

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最後に、継続OSSの保適証サービス(AIARS)とOSS申請共同利用システム(AINAS)、それぞれへブラウザ接続していたのでは、人的ミスや入力の手間がかかってしまうということで、ディーアイシージャパンのクラウド型ソフト「e-HOTEKI」よりe-JIBAIや入庫履歴がある車両情報を反映させて、データ伝送をすることができる内容を、デモ機を使用して実演を行いました。

AIRASのメリットでは、自賠責や最終検査申請日のチェック機能、管理簿管理の省力化など、AINASでは、ダイレクト納付による現金決済リスク回避、納付書貼付時間削減、重量税計算間違いがなくなるなどを情報共有させていただきました。

国土交通省の方針により、保適証サービス使用が必須となることがわかり、来年度中には、日整連申請代理人によるOSS申請共同利用システムが稼働予定となっています。

指定工場が業界のIT化に対応するための手段である「自動車整備業システムの活用」を今一度見直しながら、継続OSSの対応を検討する良い機会となったのなら幸いです。