【自動車部品の豆知識】補修部品ってどんなもの?

こんにちは、ツカサ工業のデザイナーです。
FM長野さんにて放送中のラジオ
ツカサ工業グループpresents『今日もご安全に』
毎週金曜日 10:55-11:00
https://www.fmnagano.co.jp/archives/9646
お耳にしていただく機会はありましたでしょうか。
先日の松本自動車部品株式会社の移転作業のお手伝いでは
おびただしい数の自動車部品が整然と並んでいて、その量と種類の多さに驚かされました。
毎日車を使っている私でも、普段は目にすることのない部品の世界を目の当たりにし、改めて「車ってこんなにたくさんの部品で支えられているんだ」と実感しました。
今回は、車を長く、安全に、快適に乗り続けるために欠かせない「補修部品」についてご紹介します。
車を長く、安全に使うための重要な部品
補修部品とは、自動車の修理や点検、車検整備の際に使用される部品のことを指します。
故障時だけでなく、ブレーキパッドやワイパーゴムのように走行距離によって消耗する部品や、時間の経過とともに劣化して交換が必要になる部品も多くあります。
普段は見えない部分で働いていますが、私たちの安全を守るとても大切な存在です。
普段運転しているだけではなかなか意識する機会がありませんが、点検や整備でどんな部品が使われているかを知ると、車のことをもっと身近に感じられるかもしれません。
補修部品にはいくつかの種類があります
ひと口に補修部品といっても、種類や特徴はさまざまです。
純正部品
自動車メーカーが販売する部品で、品質や適合性が保証されています。
ディーラーや整備工場で多く使われており、安心感があるのが特徴です。
優良部品(社外品)
部品メーカーが独自に製造・販売する部品。コストパフォーマンスに優れ、一般の整備工場で選ばれることも多いです。
リユース部品・リビルド部品
廃車から取り外した再利用部品や、使用済み部品を分解・再整備したもの。
環境に優しく、コスト面でも注目されています。
整備工場では、車の状態やお客様の希望に合わせて、これらの部品を使い分けています。
どの部品を使うかによって、安全性や耐久性、費用面なども変わるため、選択肢があることを知っておくと安心です。
日常の中で少しだけ意識してみる
補修部品は普段は目立たない存在ですが、実は私たちの安全を支える重要な役割を担っています。
毎日車に乗るだけでは意識しないかもしれませんが、次に車を点検や整備に出すときは、どんな部品が使われているのかちょっとだけ気にしてみると面白い発見があります。
私自身も、この記事を書きながら「車って、目に見えない部分でもこんなに支えられているんだ」と改めて感じました。
ちょっとした知識ですが、安全で快適な車生活につながる大切なポイントです。


